年齢を重ねると、どうしても体のあちこちで不調が生じます。
それを「歳のせい」と考え、薬という化学療法で症状を抑える
人が多いでしょう。
実際、不調を感じて病院に行くと、たいてい病名が告げられ薬
が処方されます。
結果、患者はたくさんの薬を飲まされて経済的負担や、副作用
のリスクをもつことになります。
まず、病気にならないようにするためには、医師だけに頼らない
習慣を身につけましょう。
腸の汚れが病気の原因に
すべての病気は「腸の汚れ」が原因になることがあります。
腸は、消化と吸収を行う臓器です。
ここが汚れていると、腐敗した毒素までが血液中に吸収されて、
血管を通じて全身に充満します。
その結果、体のあちこちで病気が引き起こされるのです。
例えば、体の上から
- 脳:認知症、脳梗塞、脳出血
- 目:視力老化、緑内障、白内障、飛蚊症
- 口:口臭、口内炎
- 心臓:心筋梗塞、狭心症、不整脈
- 血管:血栓、高血圧、高脂血症、動脈硬化
- 肝臓:肝炎、肝硬変
- すい臓:糖尿病、急性すい炎
- 消化器官:腸閉塞、大腸ポリープ、便秘、下痢
- その他:頭痛、関節痛、尿もれ、アレルギー、アトピー、冷え性
等々は、多少なりとも腸の汚れが関係していると言われています。
普段から便秘がちの人は、腸が汚れていると考えて間違いありません。
また「自分は便秘じゃない」と安心している人も、自覚症状はなくとも
腸がドロドロに汚れているケースは多いのです。
あなたの腸は大丈夫?
下記の項目に3つ以上当てはまる人は要注意。
- 力まないと便が出ない
- お腹をくだしやすい
- 便やおならが臭い
- 肌が荒れている
- 肩こりがする
- 頭痛がする、頭が重たい
- 手足が冷える、むくみやすい
- 加工食品をよく食べる
- 外食が多い
- あまり運動をしない
怖い・・・ほぼ当てはまってます(◎_◎;)
汚れた腸をそうじするには
1.体を冷やさない
体が冷えると全身の血流が悪くなり、腸の働きも鈍くなります。
また、腸内の善玉菌の活動も衰え、老廃物が溜まり、腸がどんどん
汚れてしまいます。
季節の変わり目は、朝晩の気温の変化が大きくなります。
体に溜まった疲れも出やすく、自律神経も乱れやすいので、羽織る
ものや腹巻などを上手に活用しましょう。
2.和食をとる
戦後、私たちの食生活は一気に欧米化しました。
パンや乳製品、肉などの高たんぱく・高カロリー食は、腸に大きな
負担となります。
そこで取り入れたいのが、野菜・米・魚・発酵食品などを中心とした
日本食です。
食物繊維や酵素など、腸がよろこぶ栄養に溢れているので、汚れた腸
には最適の健康食です。
少しずつ食生活を見直してみましょう。
3.薬に頼り過ぎない
頭が痛いなら頭痛薬、胃が痛むなら胃痛薬・・・それらは根本の解決
にはなっていません。
なかでも厄介なのが、便秘薬です。
市販の便秘薬の約7割が「刺激性下剤」という、大腸の粘膜を刺激して
ぜん動運動を起こさせ、無理やり出すというものです。
ひどい腹痛を伴ったり、常用すると体が慣れて使用料も増え、腸内環境は
乱れきってしまうのです。
「植物性」をうたい一見良い印象を与えるものもありますが、安易に
手を出すのは禁物です。
4.「クマザサ青汁」を飲む
クマザサは古くからあらゆる病気の民間療法に用いられてきました。
食物繊維の量がゴボウの11倍ほどあります。
特に北海道大雪山系の天然クマザサは、肥沃な土壌で育つため、一般的な
青汁とは栄養がくらべものにならないのだそう。
大麦若葉と比べると、
・食物繊維:約2倍
・ビタミンA:約8倍
・ビタミンE:約6倍
・カロテン:約4倍
・鉄分:約1.5倍
・ビタミンK:約1.4倍
になります。
善玉菌とよばれる、腸内環境のビフィズス菌の割合も、飲む前と
比べて1ヶ月後には約1.5倍に。
試してみる価値はあるかもしれませんね。
問題は味ですよね。不味いと続けたくても続かなくなりますから。
私は飲んだことがないのですが、愛用者によると「抹茶みたいでほんのり
甘くて美味しい」と言っています。
大麦若葉は飲んだことがあるのですが、その時そのような味でした。
だから似ているのかもしれません。
医者にかからず健康でいるために、私も試してみたいと思います。
機会があれば、実践記をアップしますね!