解散テロをおこした香取慎吾の孤独な人生

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SMAP解散を言い出した香取、稲垣、草彅。

その中でも頑なに考えを崩さなかったのが香取慎吾だ。

「純粋であるがゆえに超頑固もの。こうと思ったらテコでも動かない」性格。

今年の1月にあった解散騒動で、一番やる気をなくしたのが香取だった。

その後のドラマの打ち上げで「自殺するかもしれない。」とつぶやいていたこともあったとい

う。

香取は母の応募で小学5年からジャニーズのレッスンに通うようになった。

12歳でSMAPのレギュラー番組を持ち芸能界で順調に活躍していくようになるにつれて、学校

では孤立していった。

SMAPとして売れれば売れるほど学校に通えなくなり、学校に行っても寝ているだけでどんど

ん友人とは疎遠になっていった。

若くして芸能界に入った香取だが、芸能人の友人は極めて少ない。

香取は積極的に人と関わる性格ではないらしく、ドラマの撮影でも休憩時間になると自分の楽

屋にこもってしまう。また、関係者と飲みに行くこともほとんどないという。

SMAPメンバーでさえも、全員の連絡先は知っているが草彅以外と連絡を取り合うことはほと

んどない。

気持ちをぶちまけたいときに相談できる友人がいるかいないかで、心の負担は相当変わってく

る。

そんな中で頼りにしていたのが、前チーフマネージャーの「飯島三智」氏だ。

飯島氏はSMAP5人のそれぞれ良いところを引き出すことが上手なマネージャーだった。

不器用な香取に役柄のお手本がある作品に出演させたり、ファッション好きな彼に本を出版さ

せ、やる気を引き出していた。

飯島氏は、当初ジャニーズから5人を連れて独立しようとしていたが、真っ先にジャニーズ残

留を表明した木村拓哉によって実現することはなかった。

彼女は事務所から半ば追い出されるような形で退職をすることになり、現在は特に何もしてい

ないという。

噂によると莫大な退職金を支払う代わりに今後一切芸能界に関わらないという約束を事務所か

らさせられたらしい。

飯島氏を裏切った形となった木村に対して、香取の木村への失望は大きく、これ以上一緒に活

動を続けていくことが苦痛になっていったようだ。

木村も解散やマネージャーへの恩義を忘れて残留をしようと思ったわけではないだろう。

だが、一度疑念を抱いてしまい、自分の意見を貫く香取に、今は誰が何を言っても聞く耳を持

たない。事務所もコントロールができない。

人生のほとんどをSMAPで費やしてきた彼だが、芸能界をやめてもいいと考えるまでになって

しまった。

この出来事の全容は関係しているものたちにしか本当のことはわからない。

それぞれ思っていることがあるだろう。

でもそれを気軽に口に出せないのも芸能人、芸能事務所の宿命なのか。

5人の歴史は終わった。もう後戻りはできない。

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