なんで人の不幸や謝罪の場でニヤついてるの?
ずっと疑問に思っていたことがある。
ニュースなどで、事故や事件の現場にいた人がインタビューを求められていたり、何かの
不祥事で謝罪釈明をしている人などの映像を見ると、笑顔で話している人がいますよね。
笑顔にも度合があって、あきれるほど笑い顔の人や薄ら笑いの人、ニコニコしている人と
いろいろな人を見かけますが、あれってなんなんですか?
事態が事態なのに不謹慎だと思わないのかな。
結局は他人の身に降りかかったことで、自分には関係がないから笑っていられるのかな。
最近も痛ましい事件がありましたが、その現場の近くに住む人がニコニコしながら当時の
被害者の状況を語っていました。
ありえない・・・
一体この人はどういう気持ちで話をしているんだろう。
以前お葬式で皆が悲しんでいるときに集合写真を撮ることになり、写っている人は全員神妙な
顔で写っていいるのに、自分だけはつい癖で満面の笑みをたたえて写っていたというエピソー
ドを聞いたことがあります。
インタビューされていた人はみんなその「つい癖で」笑顔になっていたのでしょうか。
私と同じように感じている人はいないのかなと思い、ちょっとネットで検索してみました。
すると少ないながらやっぱりそのように感じている方々が存在していました。
ある人の言葉を引用させて頂くと、
テレビで映されるので照れる、マイクを向けられるのに慣れてない、多くの人に注目されて気恥ずかしい、など、日本人の妙なクセで、照れかくしについ笑ってしまうのかもしれません。
でも、状況を考えれば、照れて笑ってる場合じゃないのにって思うわけですよ。出典:ちょびのわ
私もまったく同感です。
緊張?日本人特有の癖?
そんな疑問に人様々な考えが寄せられている。
・本能的に緊張を緩和する行為の1つが「笑う」ことだから。
・日本人特有の愛想笑いをしてしまう人もいるんでしょう。
・日本人は他人と相対して話すときに自然と笑顔になる習慣があり、そのような環境で
育ってきたからでしょう。
・根本的に他人に対する関心が薄い国民性だから。
・アナウンサーやインタビュー受けるプロではないので、つい照れ笑いしても仕方ない。
・所詮他人事。他人の不幸は密の味。
・・・なるほどですね。
緊張のあまり、笑ってしまう。これが私は一番しっくりきます。
私は緊張で笑う事はないですけどね。
私にそれができるなら、転職面接の時にその特技?発動してほしいです。。。
話は戻りますが、間違っても上記最後の意見でヘラヘラしているとは思いたくありません。
日本人はそんな冷たい人ばかりじゃないと思います。
それにしても緊張しぃは仕方ないですけど、やっぱり場面で顔は使い分ける努力をして欲しい
なと思ってしまうのは否めません。
心理的な病気の可能性も
インタビューされている人たちは該当しないと思いますが、笑ってはいけない場面で笑いたく
て仕方がなくなってしまう「失笑恐怖症」という病気があるそうです。
いわゆる心の病気でしょうか。
・笑ってはいけない場面だとわかっていても笑いが止まらない
・何もおかしくないのに笑いがこみあげてくる
・我慢すると余計に笑いが止まらない
・笑ってはいけない場面で笑うのではないかと恐怖に感じることがある
・笑ってはいけない場面で笑っている自分が、周りからどう思われるか不安になる
などの症状があるそうです。
やはり原因は緊張が関係しているみたいです。
『極度に緊張したり不安や苦痛を抱えたりしているときに、その恐怖心を回避するために
笑う。』
『笑ってはいけない状況の緊張感や恐怖心に耐えられず、そのストレス緩和のために笑いが
こみあげる。』
そんな心理状態だそうです。
調べたら、蛭子さんやジミー大西さんがそのような悩みがあるそうですね。
彼らが病気かどうかはわかりません。念のため。
改善方法としては、あがり症の克服をすることにより極度の緊張とストレスを解消することだ
そうです。
最後に
人それぞれ10人いれば10人が違う個性を持っていて、だから人付き合いは楽しかったりしん
どかったり腹が立ったリするけれど、どんな時でも相手の立場にも立って物事を考えられる人
でいられるようにしたいなぁと思います。
それってなかなか難しくて・・・きっと一生の課題なんだろうな。