いよいよ4年後に控えた東京五輪。
間近に迫ったリオ五輪が開催され放映されれば、なお一層関心が高くなり身近なものに感じら
れるようになってくるでしょう。
特に子供時代に1964年の東京オリンピックを見ていたシニア世代の思いは熱いかもしれませ
ん。
是非とも記念にボランティアをやりたい!と考えている人も少なくないのではないでしょう
か。
そこで、ボランティアに参加するにはどうすればいいのかを調べてみました。
ボランティアの種類
まず、オリンピックのボランティアにはどのような仕事があるのか。
大きくわけると二つあります。
- 大会ボランティア(競技会場や選手村などで大会の運営を助ける)
- 都市ボランティア(主要な空港や駅、観光都市なので観光案内を行う)
その募集人数は『大会ボランティア』8万人、『都市ボランティア』1万人と、計9万人を予定
しています。
職種で分類すると約3,000種類の仕事があるそうです。
具体的にどのような仕事があるのかというと、
【大会ボランティア】
- IOCメンバーや各国王室関係者等のVIPの接待
- ドーピング検査
- 来場者接待
- チケット・グッズ販売
- 広報
- 競技補助
- 食堂での配膳
- 清掃
【都市ボランティア】
- 観光案内
- 道案内
など実に多種多様です。
特別なスキルがなければできない仕事もありますが、特にそれを必要としない職種もたくさん
あります。
ボランティアに採用されるために
五輪ボランティアの人気はすさまじく、回を追うごとに応募人数が増えており、2年前のある
雑誌のアンケートで「あなたの夢はなんですか?」との問いに多くの人が「東京オリンピッ
クのボランティア参加」と答えています。
予想では、倍率4倍以上になるとも言われています。
ではその厳しい倍率の中で、選ばれるためにはどうしたらいいのでしょうか。
その1 語学力を磨こう
ボランティアには特に語学力がなくてもできる仕事もあります。
しかし、やはりないよりはあった方が採用される確率も大きいでしょう。
英語はもちろんですが、他の言語ができるともっと有利です。
例えば、フランス語やスペイン語、中国語、希少なのはアフリカ圏の言語が堪能であれば
重宝されるでしょう。
その2 ボランティア経験をつもう
過去にボランティア経験があることは、一つのアピールになります。
特にそれがスポーツ関係のボランティアならいう事なし。
大きなスポーツ大会なら尚よいが、例えばその中でリーダーのようなまとめ役をした経験
があるならとても有効なアピール材料になります。
もちろん、他のボランティア職種を狙うのであれば、スポーツ関係でなくても有利に働く
ことがあります。
例えば身体の不自由な人のためにボランティアをしたことがある人は、そのような観客に
対応する仕事ができるし、パラリンピックで活躍できるかもしれません。
その3 コミュニケーション力を磨こう
世界中から来られるお客様に対して、明るい対応ができることは非常に重要です。
大勢のボランティア仲間と過ごすことだって、協調性が必要です。
滝川クリステルも言ってましたよね。「お・も・て・な・し」
今からでも遅くないので、社交性を磨いて人脈の輪を広げましょう。
その4 日本の魅力や歴史を語れる人になろう
観光で訪れる外国人に、東京や日本の名所、魅力を知ってもらうために日本のことを勉強
しましょう。
歴史も含め、外国語で語れるようになれば選考審査の印象もだいぶ違います。
オリンピック開催期間だけでなく、今後観光客ボランティアとしても十分働くことができ
る知識ですね。
その5 健康でいよう
・・・基本です。
真夏に開催されるオリンピック。
2週間元気に働くには体力が必要です。
しかも普通のサラリーマンのように9時から18時までという訳にもいきません。
体力作りはあらゆる条件をクリアする前の土台です。
体力に自信のない人は今から基礎体力をつけましょう。
ボランティアの募集は2018年夏ごろを予定しています。
また東京都おもてなしボランティアや外国人おもてなし語学ボランティア、東京マラソンの
ボランティアも『東京ボランティアナビ』に掲載されているので、詳しくは覗いてみてくだ
さい。
最後に残念なお知らせ
東京都おもてなしボランティアの制服・・・なんか微妙です。。
好みの問題かもしれませんが、最初に見たときの衝撃が凄かった。
ピッコロか? (私の心の声)
あ、ドラゴンボールのピッコロでもにこにこぷんのぴっころでもないです。
あくまでも私の想像の中から出てきたイメージです。
こんな感じ?
⇦ こびとの図
実際の制服画像はこちら。
うーん、なんでこれなんだろう。
まぁ文句は言えても、私にはデザインできませんが・・・
もしかしたら東京五輪開催時の都市ボランティアも、この制服をそのまま使用するのかもしれ
ません。
でも大会ボランティアの制服は、もうちょっと国民の納得のいくデザインで作成お願いします
と思うのは私だけでしょうか。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。